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はじめに
Codatum の監査ログは、ワークスペース上で行われた重要な操作を、監査イベントとして記録する仕組みです。 このドキュメントでは、すべてのイベントに共通する構造と、イベントごとの定義を説明します。
イベントの例
notebook.rename が1件記録されたときの全体像です。
json
{
"event": {
"uid": "0198f3a2-5c7e-7c31-9a44-6b2f0d8e1a55",
"code": "notebook.rename",
"time": "2026-08-14T02:31:07Z"
},
"scope": {
"type": "workspace",
"workspace_uid": "63e1be654aa70ad689601be0"
},
"actor": {
"principal": {
"type": "user",
"uid": "63e1be654aa70ad689601bec",
"email_addr": "taro@example.com"
},
"credential": { "type": "session" },
"session": { "uid": "0193fa2c-8d4e-7a1b-9c3f-2e5d6a7b8c90" }
},
"resource": {
"type": "notebook",
"uid": "63e1be654aa70ad689601bf3",
"name": "Sales KPI",
"path": "notebook/63e1be654aa70ad689601bf3",
"parts": [
{ "type": "notebook", "uid": "63e1be654aa70ad689601bf3", "name": "Sales KPI" }
]
},
"result": { "status": "success" },
"request": {
"uid": "0198f3a2-5c7e-7c31-9a44-6b2f0d8e1a56",
"operation": "UpdateNotebookName",
"path": "/api/v1/notebooks/63e1be654aa70ad689601bf3",
"source_ip": "203.0.113.10",
"user_agent": "Mozilla/5.0 ..."
},
"change": {
"fields": [
{ "name": "name", "old": "Old", "new": "Sales KPI" }
]
}
}構成
イベントは、種類によらず共通の Envelope を持ちます。 イベント固有の情報も、内容に応じて Envelope 内の型付きフィールドに分かれて入り、 いずれにも該当しないフィールドが extra に入ります。
イベント(Envelope)
├─ event イベント1件の識別(uid / code / time)
├─ scope どこで起きたか(workspace / account / system)
├─ actor 誰が・どの資格情報で
├─ resource 何に対して
├─ references 操作対象以外の関連リソース
├─ context 操作の経路に関する情報
├─ result どうなったか(success / deny / failure)
├─ request きっかけになった HTTP リクエストの情報
├─ query データをどう取り出そうとしたかの仕様
├─ change 操作対象自身の属性の変更
├─ grant 権限・ロール・所属の変更
└─ extra 上記のいずれにも該当しない値event / scope / actor / resource / result はすべてのイベントに付きます。 そのため「いつ・誰が・何に・何をして・どうなったか」は、どのイベントでも同じフィールドから読み取れます。 残りのフィールドは、該当する情報を持つイベントにのみ付きます。 それぞれに何が入るかと、その使い分けは Envelope を参照してください。
イベントの種類は {ドメイン}.{アクション} 形式の event.code で識別します。
リファレンス
| 知りたいこと | ページ |
|---|---|
| Envelope の各フィールドの意味と使い分け | Envelope |
| 操作した主体と、認証に使われた資格情報 | Actor |
操作対象のリソースと、その階層(type / path / parts) | Resource |
| 操作対象以外の関連リソースと、その指し方 | References |
| クエリの仕様(何を・どれだけ取り出すか) | Query |
| 操作対象自身の属性の変更 | Change |
| 権限・ロール・所属の変更 | Grant |
| 操作の経路に関する情報 | Context |
| 複数のイベントから参照される型 | 共有型 |
| イベントごとの固有フィールドの定義 | 概要(各ドメインページへ) |
| 用語(状態など) | 用語集 |
このドキュメントの読み方
- 各ドメインのページには、イベントごとに
event.code/scope.type/resource.typeと、 そのイベント固有のフィールド(references/query/change/grant/extra)の定義があります - 各イベントのサンプルは、イベント固有のフィールドだけを抜粋し、残りの Envelope を
...で省略しています。 完全な形は イベントの例 を参照してください sensitivityの注記があるフィールドは、取り扱いに注意が必要な値を含みます。piiは個人を特定しうる情報、confidentialはそれ以外の機密情報を表します- イベントのステータスについては 用語集 を参照してください
- イベントの種類(
event.code)や enum の値、未知のフィールドは、今後追加されることがあります